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明治時代から100年続いてきた理容店。「節約と環境、どちらも大切にしたいからU-POWERを選びました」

GREEN100導入エピソード | 事例.018 「西川理容所」

「西川理容所」(奈良県)

USEN PAYからの縁で、U-POWERに切り替えた

2024年にU-POWERのGREEN100に切り替えました。もともと店でUSEN PAYを使っていて、そのご縁でU-POWERの電気を紹介してもらったのがきっかけです。営業担当の方がすぐに店に来てくださって、見積もりを見せてもらったら、それまでより電気代が安くなるということで。環境にも優しい電気なんですよね。料金も下がるならいいかなと思って切り替えを決めました。

理容所って、意外と電気を使うんですよ。照明はもちろん、シャンプーやリンスのとき、ヘッドスパのときなんかにも使いますし、エアコンも一年中動かしています。いろんなメニューがある分、光熱費の中では電気代が一番かかるんですよね。

ここ数年、電気代が上がったり下がったりで不安定だったんですけど、U-POWERにしてからはだいぶ落ち着いてきました。実際、月に1000円くらい安くなっています。不便なことも全然なく、特に何かを意識する必要もないので、気がついたら自然と節約になっています。

地域に寄り添いながら100年

当店は明治44年、1911年に曾祖父・西川富吉が奈良県橿原(かしはら)市で開業しました。祖父、父と続き、私で4代目。100年の歴史ある理容店です。私はもともと橿原市内の別の理容店で修業をしていたのですが、2011年にここに戻ってきて、父から店を継ぎました。

100年以上この場所でやってきた中で、ずっと変わらないのは「地域密着」の姿勢。うちに来てくれるお客さまの多くは、昔から地元のみなさんです。お子さまからお年寄りまで、幅広い年代の方に通っていただいているので、近所の方が気軽に立ち寄れる雰囲気を大切にしています。

就職氷河期の頃には、理容組合のプロジェクトの一環で、就職面接で好印象を与えるスタイルづくりにも参加しました。清潔感が大事なので耳がすっきり出る髪形なんかが人気でしたね。時代に合わせて、でも地域にも根ざして。そんな姿勢でこの先の100年も続けていきたいと思っています。

薬液による環境への負荷を最小限におさえる

環境への気づかいと言えば、薬液がなるべく流れ出ないように気をつけています。薬液は、カラーやパーマのときに使う薬剤のことで、化学物質なので自然環境にはあまりよくありません。最近は薬液そのものも改良されていて、昔に比べると環境への負荷はかなり減ってきていますが、それでも少しでも自然に優しくありたいと思って、できるだけ使い切るようにしています。

店からは、平成17年に名勝指定された大和三山(やまとさんざん)の香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)が見え、山登りも楽しめますし、藤原旧跡という広々とした原っぱのような場所もあります。田舎すぎず、都会すぎず、ちょうどいい距離感で自然を感じられる環境です。子どもの頃は、年に一度は大雪が降ることもありました。でも今は、数年に一度くらいしか雪が積もらない。それだけでも、自然の変化を感じますね。

自然がすぐそばにある場所で仕事をしているからこそ、地域と自然に寄り添いながら、これからも、自分にできることを大切にしていきたいと思っています。

【店舗情報】
「西川理容所」
https://www.koufu.jp/
◎住所
奈良県橿原市八木町2丁目3-35
◎TEL
0744-22-4540
◎営業時間
9:00~19:00
◎定休日
月曜、火曜

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