安定した価格が魅力のU-POWERを選びました。余市の地産地消にこだわり、「ムダを出さないものづくり」を大切にしています

電気料金が安定することで、経営にも安心が生まれました

2024年からU-POWERさんの電気に切り替えました。その前にも別の新電力を使っていたのですが、電気代がとにかく高くて。しかも価格が安定せず、月によって請求額が大きく変わるので困っていました。そんなとき、U-POWERの電力を扱っている代理店の方からお薦めされたんです。話を聞くと、実質再生可能エネルギーを使っていて、燃料費の変動に左右されにくい電力とのこと。本来ならそうあるべきだと思っていたので、切り替えを決めました。

環境を汚さない点にも共感できましたし、価格が落ち着いているのが何よりありがたい。うちはジェラートを作る機械のほか、冷蔵庫や冷凍庫も複数台稼働しています。夏場は北海道でもエアコンが必須で、冷凍庫は年中フル稼働。地元のフルーツにこだわっていて、収穫できる時期にまとめて仕入れるため、店舗の2階はほぼすべて冷凍スペースなんです。店舗で使う電力は一般家庭の比ではありません。使用量が多いぶん、電気代の変動は経営に直結します。特に従量電灯の請求額は一番きつく感じていました。

U-POWERに切り替えてから、電気代が安定しています。2024年の夏は、電気代がそれまでの年に比べて2万円ほど下がったのではないでしょうか。

余市の恵みをふんだんに利用したジェラート店

北海道の地元から札幌へ出て、「ワインを作りたい」と10年前に余市へ移住しました。余市を選んだのは、「ここしかない」と思ったからです。余市は、フルーツを作るための街といっても過言ではありません。気候も土壌も地形も、すべて他の土地を凌駕していると感じています。

「FRUTICO（フルティコ）」は地元のフルーツを使ったスイーツショップです。コンセプトは「果樹園とお客さまをつなぐお店」。余市の旬の恵みを、そのままスイーツに活かすことを大切にしています。ジェラートには、自社農園「ソウマファーム」で育てたブドウ、ブルーベリー、ラズベリーをはじめ、周囲の味にこだわる農家さんたちが育てた桃やカボチャ、リンゴなど、余市産にこだわって使用しています。一番人気はナイアガラという品種のブドウを使ったジェラート。冬場は寒さが厳しいため、店舗営業は4月中旬から10月のスポーツの日までです。

私はワインが大好きで、地元の旬の食材とワインを楽しめるイタリアンレストラン「ヨイッチーニYOICCINI」も運営しています。こちらは「地元の旬を、イタリア料理とともに」をコンセプトに、余市の恵みを生かした料理を提供しています。本州のレストランやワインバーなどとコラボし、イベントやポップアップにも積極的に参加しています。

必要な分だけを丁寧に作っていきたい

地産地消には強くこだわっています。きっと誰でも、旅行に行ったら、その土地のものを食べたいと思いますよね。だからこそ、余市で育ったものをきちんと伝えていきたいと思っています。余市の果物のクオリティは日本でもトップクラスだと自負しています。舌の肥えた観光のお客さまが、余市の果物のおいしさに驚かれることもあるんですよ。

ワイン作りも、余市でワインを育てたい、楽しみたいと日本中からボランティアの方たちが集まってくれます。東京から月に2回通ってくる方もいるくらいで、余市の食べ物や自然の魅力が全国に広がっているのを感じます。

SDGsで意識しているのは、「ムダにものを消費しないこと」です。何かを作るにはエネルギーや資材が必要ですし、ムダな大量生産は自然への負荷を大きくしてしまいます。でも、それに気づいていない人が多いのではないでしょうか。自然をできるだけ壊さず、必要な分だけを丁寧に作る。もう、これに尽きるのではないでしょうか。これからも燃料費は上がっていくでしょうし、簡単に安くなる時代は来ないかもしれません。だからこそ、自然に寄り添うものを選び、未来へと続くものづくりをしていきたいと思います。

【店舗情報】
フレッシュフルーツファクトリー　 FRUTICO（フルティコ）余市本店
https://fruticoyoichi.com/index.html◎住所
北海道余市郡余市町大川町8-31
◎TEL
080-7294-3654
◎営業時間：全日12:00〜17:00
定休日木曜日