U-POWERに切り替えて経費にゆとりが生まれた 温もりの介護サービスへ還元しています
GREEN100導入エピソード | 事例.016 「えんじゅ」

料理にこだわるからこそ、経費とのバランスが課題

私がU-POWERの電気に切り替えたのは、令和5年頃のことです。ある日、営業担当の方から電話があり、「電力会社の見直しを考えてみませんか?」と提案されました。正直、電気料金の細かい計算などは苦手なのですが、試算してもらったところ、年間で約1万9000円も安くなるとのこと。これは経費への影響が大きいなと思い、乗り換えを決めました。普段、なかなか電力会社を見直す機会もなかったので、良いタイミングだったと思います。
私の施設では、特に料理に力を入れています。しかし、今はどこも同じだと思いますが、経費がどんどんかさみます。電気代もそうですが、食材の高騰が大きな負担です。でも、私は料理の手を抜きたくない。なるべく手作りで、温かいものを心を込めて提供したいという思いがあります。だからこそ、経費がかさむのは悩みの種で、本当に大変です。野菜ひとつとっても、以前より高くなっていますし、厨房を切り盛りする私としては、日々試行錯誤の連続です。
どこを見直せるかを考えたとき、電気代の削減は大きな一歩になりました。照明や厨房設備など、電気はどうしても欠かせないものですから。契約後も特に困ったことはなく、安心して使えています。
心と体を癒す、手作りの食事と温泉

「いやしろ地 えんじゅ」は、地域密着型の小規模なデイサービスです。毎日平均15名ほどの利用者さんが通い、スタッフ一同「利用者さんファースト」の精神で支えています。
モットーは「笑う門には福来る」と「笑顔に勝る化粧なし」。介護の現場ではつらいことも多いですが、スタッフが笑顔でいれば、利用者さんにも安心感を持っていただけるのではないでしょうか。介護は利用者さんだけでなく、ご家族にとっても大きな負担になります。私自身、父の前に祖父の介護も経験したのですが、初めての介護は、特に心身ともに大変でした。だからこそ、利用者さんだけでなく、ご家族が少しでも心の余裕を持てるような施設を目指しています。
お料理も、やはりご自宅で作るのはご家族にとって負担が大きいですし、外食するのもなかなか大変です。だからこそ、施設では温かくて手作りの食事を、しっかりお膳にのせてお出ししたい。決して特別な料理ではありませんが、「家庭の味」を大切にし、心を込めて作ることで、利用者さんに喜んでいただきたいと思っています。
当施設の「源泉かけ流しの温泉(中房の源泉)」も大好評です。施設を作る時から、安曇野市の温泉が湧く地の利を活かしたいと考えていたんです。「温泉に入るとよく眠れる」「足の動きがよくなった」「体が楽になった」と喜んでくださる声が何よりの励みです。
四季の美しさを未来につなぎたい

当施設では、薪ストーブや地元の食材を活かした食事など、自然に寄り添った暮らしを大切にしています。最初は利用者さんが心地よく過ごせることを一番に考えていましたが、気づけば環境にも優しい循環が生まれていました。地域の方々が薪や野菜を持ち寄ってくださって、支え合いの輪が広がり、それがまた環境への配慮につながっているのは、とても嬉しいことです。U-POWERの電気は自然に優しい電力を使っているんですね。もともとは経費の見直しとして契約しましたが、環境にも貢献できると知り、さらに嬉しく思っています。
長野といえば厳しい寒さのイメージがありますが、最近は冬が短くなり、雪景色も少なくなりました。私が子どもの頃は、校庭や田んぼが凍り、下駄や靴でスケートをするのが日常でしたが、今では考えられません。夏の後すぐに冬が訪れるなど、四季のバランスが変わってきていることを実感しています。
それでも、この地域の四季の美しさは格別です。春の芽吹き、新緑、紅葉といった移ろいゆく景色を、利用者さんにも楽しんでほしい。自然を守ることは、次の世代にこの美しい景色を残すことでもあります。だからこそ、自分にできることから少しずつ取り組んでいきたいと思っています。
【店舗情報】
「いやしろ地 えんじゅ」
https://www.kikou2007.co.jp/index.html
◎住所
長野県安曇野市穂高有明2181-13
◎TEL/FAX
0263-83-7069/0263-31-3569
◎営業時間
月曜日~土曜日 営業時間 8:00~17:15/サービス提供時間 9:00~16:30
◎定休日
休日 日曜・5月GW/盆休み8/13~8/16/年末年始12/29~1/3 予定