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富士山の見えるパン屋。自家製酵母とGREEN100で環境保全をサポート

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河口湖畔の手作りパン工房「レイクベイク」 (山梨県)

大型の電化製品をたくさん使うからこそ環境にやさしい電気を

私がGREEN100の電気を知ったのは、U-POWERの営業さんからの電話でした。見積もりを見て、電気代が安くなるのであればと思い契約しました。実際に使ってみると、不具合はなく、料金も安く抑えられています。

そして何より、環境に優しいという点が大きな魅力です。GREEN100は実質的グリーンエネルギー比率100%の電力を供給しており、環境保全に取り組むことができているそうですね。

当店は、8〜9割が自家製酵母です。自家製酵母は、自然界に存在する微生物を利用してパンを発酵させる方法で、より自然に近い形でパンを作ることができます。しかし、パンを焼く際にはオーブン、窯、ミキサーなど、大型の電化製品をたくさん使うので、環境に優しい電気を使っていると、少しでも環境への負担を軽減しているようで気持ちが良いです。

GREEN100の電気を使うことで、環境への配慮ができるだけでなく、経済的にも助かっています。

私たちのような地域密着型のパン屋にとって、コスト削減は非常に重要です。電気代が安くなることで経費を抑えられる分、お客さまにより良いパンを提供するための費用に充てることができるので、ますますお客さまにもおいしいパンを楽しんでいただけるのではないかと思います。

実家もパン屋。20年の修行後、2009年に独立

私の実家もパン屋を営んでおり、幼い頃からパンやあんこ作りを手伝っていました。長男と私はパン屋、次男と三男はケーキ屋としてそれぞれの道を歩んでいます。4人兄弟の末っ子の私は、大学を卒業してからはアパレル会社で働いていましたが、父が病気になったことをきっかけに、兄から実家を手伝うように言われ、パン屋の道に入りました。

都内のパン屋で20年近く働き、「もっと自分の好きなパンを作りたい」という思いが強くなったころ、新規店舗を出すからと、大手企業からヘッドハンティングされ引っ越してきたんです。その後、2009年4月1日にオープンしたのが「レイクベイク」です。河口湖の北岸に位置し、壮大な富士山を眺めながらゆったりとくつろげることから、「河口湖畔の手作りパン工房」としました。

当店のオススメのパンは、自家製酵母から熟成種を起こし、数日間かけて作られるパン、その名も店名と同じ「レイクベイク」です。くるみとレーズンがたっぷりと練り込まれており、風味豊かな味わいが特徴です。以前はカフェで焼きたてのパンをその場で食べることができましたが、コロナ禍で一時休止しています。スタッフの準備が整い次第、すぐにでも再開したいですね。

富士山は、毎日違った表情を見せてくれるため、何度見ても飽きることがなく、その雄大な美しさに心が癒されます。また、店の近くには大石公園があり、樹木やラベンダー、桜など四季を感じることができます。美しい自然を見ると心が豊かになり、この素晴らしい景色を未来にも残したいという思いが強くなります。
これからも美しい自然を守るために、自分にできることから始めていきたいと考えています。その一つとして、日頃から、食べ物を無駄にしないよう心がけており、GREEN100の電気を使うことも、貴重な取り組みになっているのではないでしょうか。これからも、できることから環境保全に取り組んでいきたいと思っています。




【店舗情報】

河口湖畔の手作りパン工房「レイクベイク」

https://hitosara.com/0031105429/

◎住所

山梨県南都留群富士河口湖町大石2585-85

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