まず前提としては、小売電気事業の面白さはあります。
前職でも新電力事業で再エネメニューへの切替提案をはじめ、自家消費型太陽光発電設備の導入、カーボンオフセット等に従事してきました。自身の経験を生かしてもっと新たなチャレンジをしたいと考えていたときに、法人事業を拡大し、積極的に採用をおこなっていたU-POWERとの出会いがありました。
10年以上電力業界にいますが、この業界は今イノベーションが起きていること、且つお客様のニーズも多様化していることもあり、働く上でとても魅力があると感じています。
国内外の基準や制度変更に伴って状況は大きく変わったと思います。
いまの私は脱炭素ニーズが高い大手上場企業から、中小企業の脱炭素支援に関わるようになり、日々の学びと刺激になっています。専門的な立場からお客様の企業課題の解決に役立てたときには、大きな達成感と喜びを感じられます。
私がエネルギー事業に関わった2015年頃と比較すると、お客様のニーズは明らかに変化しています。以前は電気料金の安さが重視されていたのに対し、昨今は「CO2の排出量はどうなるのか」といった会話も生まれています。
その課題に対し、U-POWERでは、お客様のCO2排出量を最低でも10%、または電力使用における排出量を実質的にゼロにできる提案が可能です。そのため、提案する側としてもやりやすく、お客様の要望にきちんと応えられると自信を持っています。
脱炭素コンサルティングという仕事は、ただ電力を販売しているだけではなく、お客様が設定しているCO2排出削減目標に向けて、「いつまでに、どの拠点でCO2排出量を減らしていきましょうか」「お取引先さまからどのような要請がきていますか」「どのような基準を満たす再エネ調達をお考えですか」といったお客様のニーズ沿った提案を一緒に考えて提案していくことです。
また、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・可視化・管理はパートナー企業と連携して支援したり、その結果に基づいてU-POWERのグリーン電力メニューを提案するなど、多角的なアプローチでお客様の脱炭素化をサポートしています。
あとは、当社の電源戦略部とも密に連携し、お客様のニーズに合った最適な再エネ電源の提案ができるところも面白いですね。さらに、その提案に対し実績が確実に出てきています。お客様のニーズをきちんと汲み取り、ちゃんと選んでもらえるサービスなんだなと、成約をいただくたびに実感しています。
また、導入後間もないお客様からも、コスト削減と脱炭素化の両立に感謝の声をいただくこともあります。それはやはり嬉しいですね。
事業に対して本気で向き合っているかどうかは、当たり前のようで実は当たり前じゃないんですよ。U-NEXT HOLDINGSの宇野さん、弊社代表の高橋の両名ともがエネルギー事業に対して本気で向き合ってくれています。そこは、事業を推進する上で大きな力になっています。
その結果、決断も早く推進スピードが早い。まだ4期目という若い会社であることもあり、失敗を恐れずに挑戦し続ける環境があります。もちろん、必要な分析はおこなうものの、経験豊富なメンバーと共にスピード感を持って業務に取り組める点が強みだと感じております。
それに加え、U-NEXT HOLDINGSとしてトータルで話ができるというのは、お客様にとっても安心できる要素ではないでしょうか。BGMやレジ、U-NEXTなど、電力以外のサービスも提供できる点が、他の電力会社にはない強みです。
グループ内からの紹介もありがたいことに多くなっており、2027年のサステナビリティ情報開示の義務化を見据え、今後さらに多くの企業に貢献できる可能性を感じています。
脱炭素コンサル部 脱炭素コンサル課
mission
大手中堅企業に対し、再エネプランへの切替提案およびカーボンニュートラル実現に向けたコンサルティング。
脱炭素コンサルティング部として、電力小売事業からさらに先の未来をお客様と話し合うことで、弊社の脱炭素領域の事業拡大と、新たなフェーズに入る新規プロジェクトを担っています。